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【6330 東洋エンジニアリング】

マーケットトレンド分析
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東洋エンジニアリングを深掘り!

今回は、今日本の未来を左右するかもしれない

“国家級プロジェクト”に関わっている注目企業、

東洋エンジニアリング(TOYO)について見ていきたいと思います。

株式市場でも話題に上がることが増えていますが、

なぜいま注目されているのか?

そして将来の成長性は? 

初心者の方にもわかりやすく解説していきます。


① 日本の新たな宝「レアアース」

東洋エンジニアリングは、海底6,000mに眠る

「レアアース泥」の採取プロジェクトに参加しています。

レアアースとは、

電気自動車(EV)や風力発電、燃料電池など、

脱炭素社会の根幹を支える17種類の希少金属。

世界供給の約9割を中国が握っており、

日本はその多くを輸入に頼っています。

そんな中、

日本の排他的経済水域(EEZ)である南鳥島の海底に、

大量のレアアース泥が発見されました。

TOYOは

JAMSTEC(海洋研究開発機構)から委託を受け、

世界初の“海底レアアース回収システム”の設計・製作を担当。

2022年度には採鉱に成功し、

科学誌「Nature」にも紹介されています。

これは、まさに

“資源を持たない国”から“資源を育てる国”への

転換を支える技術。

国家プロジェクトに名を連ねる

数少ない民間企業のひとつです。


② 未来の燃料「アンモニア」

TOYOは燃料アンモニア事業にも注力しています。

アンモニアは燃焼してもCO₂を排出しない

次世代燃料として注目されており、

カーボンニュートラル社会を支える

「未来のエネルギー」と呼ばれています。

TOYOはすでに86基のアンモニアプラント、

48基超のタンクプロジェクト実績を持ち、

グローバルに高い技術力を評価されています。

さらにインドネシアでは、再エネ電力を使って

“グリーンアンモニア”を製造する

「GAIAプロジェクト」を推進中。

水素社会のインフラを構築する重要な役割を担っています。


③ デジタルエンジン(DX戦略)

TOYOは

「EPC(設計・調達・建設)」を主力事業としていますが、

ここにもデジタルの波を積極的に取り入れています。

AIやIoTを活用した

DX-PLANT™(デジタルプラント) を開発し、

生産性を最大6倍に高める計画を推進中です。

デジタルツイン技術を使って

プラント設計を仮想空間で再現し、

リスクを事前にシミュレーション → 工期を短縮する仕組み。

実際に1.5か月の短縮実績もあります。


④ 中期経営計画と将来性

TOYOの中期経営計画(2021〜2025年)は、

「EPC強靭化」と「新技術開拓」の二重螺旋戦略が軸です。

レアアース、燃料アンモニア、デジタル技術という3本柱で、

“エンジニアリング企業から技術革新企業へ”という

転換を進めています。

世界約60カ国で実績を持つグローバル企業として、

エネルギー転換時代の主役候補とも言える存在です。


 懸念点・課題

とはいえ、課題もあります。

  • 海底採取やアンモニア燃料の商業化には、まだコストと環境影響という課題が残る。
  • 世界的な原材料価格の上昇、為替変動の影響を受けやすい。
  • 国家プロジェクト依存が高い部分もあり、政策変更のリスクにも注意が必要。

環境保全と採掘技術のバランス、商業化スピードが今後の焦点になりそうです。


未来を掘り起こす企業

東洋エンジニアリングは、

単なるプラント企業ではありません。

「海底6,000m」「脱炭素」「DX」—

まさに未来の日本の産業基盤を作る会社です。

市場では中長期的なテーマ株として注目されやすく、

一時的な株価の上下に惑わされず、

長い視点で見たい銘柄のひとつです。


 勉強中の方へ

「企業分析ってむずかしそう…」と思うかもしれませんが、

東洋エンジニアリングのように

“どんな未来をつくろうとしているか”を知ることが第一歩です。

数字よりもまず、

「この会社がどんな世界を目指しているのか」に注目してみましょう。

ニュースを見るのが、きっと楽しくなります。


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