こんにちは。
今回は、最近よく耳にするようになった“サナエノミクス”について、
相場の動きとこれからの注目ポイントをまとめてみました。
“サナエノミクス”とは？
“サナエノミクス”という言葉は、
高市早苗新総裁が掲げる経済方針を指す造語です。
アベノミクスを引き継ぎ、
経済安全保障・ 成長投資 ・積極財政
といった政策を重視するという意味が込められています。
最近では、トランプ前大統領による自動車関税引き下げ発言なども相まって、
「高市新総裁の誕生で日本経済が再び動き出すのでは？」という期待が高まり、
日経平均株価の急騰にもつながっています。
日経平均はこれからどうなる？
市場では、「政策期待による買い」が強まる一方で、
物価上昇や家計負担の増大、国債発行リスクなどの“裏側”にも注目が集まっています。
高市さんの掲げる積極財政＋金融緩和は景気刺激には効果的ですが、
同時にインフレをさらに押し上げるリスクも。
もし市場が「利上げ」や「日銀のスタンス変更」を意識し始めれば、
一時的な調整局面が来る可能性もあります。
一時的に落ち着く可能性も
今の相場は“期待先行”で動いている部分が大きく、
過熱感もやや強めに見えます。
株価が連日上昇しているときこそ、
「どこで一度落ち着くか？」を意識しておくことが大事。
短期的には材料出尽くしで調整が入るタイミングもありそうです。
サナエノミクスで注目したい銘柄
サナエノミクスのテーマから見て、特に注目されそうなのがこちら👇
防衛・インフラ関連：三菱重工、IHI、川崎重工など
半導体・AI関連：アドバンテスト、東京エレクトロンなど
資源関連：INPEX、ENEOS、商社系銘柄
特に「成長投資」「インフラ整備」などの政策が具体化すれば、
これらのセクターに資金が集まりやすい展開が期待できます。
一方で、テーマ株は値動きが激しいため、
チャートのトレンド確認やリスク管理も忘れずに。
📚 勉強中の方へ
今回のサナエノミクス報道は、
ニュースを“トレードの材料”として読む良い練習になります。
ニュースを見たときに、
「どんな政策が出そう？」
「それがどの業界・銘柄に影響する？」
と考えていくと、相場を見る目がどんどん鍛えられます。
今は“政策期待”で市場が動いていますが、
どんなテーマでも「期待 → 現実 → 調整」というサイクルをたどるのが株の常。
焦らず、冷静に見守りながら学びを積み重ねていきたいですね。
