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円高なのに株高?

ニュースで学ぶ日本株
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円高なのに株高?

実は“同時に起こる理由”があるようです。

「円高になると、輸出企業の利益が減って株価が下がる」

そんなニュースをよく耳にしますよね。

でも実際の相場を見ていると、

👉 円高なのに株も上がっている

という場面が意外と多くあります。

なぜそんなことが起きるのでしょうか?

今回はその仕組みを、簡単に整理してみましょう。


米金利が下がると、円高&株高になることがある

アメリカの金利が下がると、

「ドルで運用してもお得じゃない」と思う投資家が増え、

→ ドルを売って円を買う動きが起きます(=円高)。

一方で、金利が下がると企業はお金を借りやすくなり、

投資や経営がしやすくなるため、

→ 株価にはプラス材料になります(=株高)。

つまり、

「金利低下」=円高と株高が同時に進むことがある

というわけです。

たとえば、

FRB(米連邦準備制度)が利下げを示唆すると、

米金利が下がり、ドル安・円高が進行。

同時に「企業活動に追い風」とみて、世界の株が上がる──

そんな流れがよく起こります。


「安全資産」として円も株も買われるとき

世界情勢が安定して「リスクが減った」と感じると、

投資家は安全な資産である円を買い戻すことがあります。

一方で、景気が安定しているなら、

「株式市場にも安心して投資できる」と考える投資家も増えます。

そのため、

👉円高(安全資産への買い)+株高(安心感からの買い)

が同時に進むこともあります。


海外投資家が「円を買って日本株を買う」動き

海外の投資家が日本株を買うとき、

まず円を買って日本円に替える必要があります。

そのため、

日本株が買われる → 円も買われる  という流れになり、

円高と株高がセットで起きることがあります。

この動きは、

「海外勢が日本株に注目しているサイン」とも言えます。


企業の業績が良ければ、円高でも株は上がる

以前は「円高=輸出企業が不利」と言われていましたが、

最近の日本企業は海外生産が進んでおり、

円高でも業績への影響が小さい場合があります。

また、

為替の影響を受けにくい企業(IT・金融など)も多く、

👉円高でも「業績が好調」なら株価は上がる

こともあります。

トヨタなどは為替リスクを抑える仕組みを持っており、

円高局面でも安定した利益を出せる強みがあります。


世界の資金の動きによる一時的な連動

世界の大きな投資ファンドが、日本株をまとめて買うとき、

そのヘッジ(リスク回避)のために円も同時に買うことがあります。

結果として、

👉一時的に「円高+株高」が同時に起こる

というケースも見られます。

状況
米金利低下・金融緩和期待円高株高
海外資金の日本株流入円高株高
景気安定・リスクオン円高株高
企業業績の改善円高株高維持可能

つまり、

👉「円高=株安」とは限らない。

“なぜ円高になったのか”の背景を見ることが大切です。


勉強中の方へ

相場を「一枚の絵」として見てみましょう。

為替と株の関係を「どちらが上がるか・下がるか」だけでなく、

「どんな理由でお金が動いているのか」

を考えると、ニュースの見え方がぐっと変わります。

はじめは難しく感じても、

「金利」

「投資マネー」

「企業業績」

という3つの軸で見ると、

相場の流れがだんだんつながってきますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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