こんばんは。
今日は、
「生かされた命」という曲について
お話ししたいと思います。
この曲は、
私の祖母へ贈る歌です。
祖母は昭和4年生まれ。
今年97歳になります。
今は年齢とともに、
少しずつ私たちのことが
分からなくなっています。
正直、
お別れの日が近づいていることを、
家族みんなが感じています。
だからこそ、今のうちに、
この曲を残したいと思いました。
祖母は16歳の時、
長崎で被爆しました。
その日、
お腹が痛くて女学校を休み、
自宅で被爆したそうです。
逃げる途中、
焼け野原の中を歩き、
亡くなった人たちを踏み越えながら、
必死に防空壕へ
向かったと話してくれました。
学校へ行っていた友達の多くは
生きて帰れなかったそうです。
祖母はむかし、
「私は生かされた命だから。」
と話してくれていました。
その言葉の意味は、
子どもの頃には
分からなかったんですが、
でも大人になって、やっと
少しずつ理解できるようになりました。
その後、
祖母は結婚し、
母を育て、
祖父を見送り、
そして私たち孫を支えてくれました。
母が病気になった時も、
父親代わりになって、
家族を助けてくれました。
厳しい人でもありました。
でも、
誰よりも強く、
誰よりも優しかった。
私が人生で悩んだ時も、
「失敗してもいい。
自分の人生なんだから、
何でもやってみなさい。」
そう言って、
いつも味方でいてくれました。
今になって思います。
もし祖母が、戦時や原爆の
あの日を生き抜いていなかったら。
もし祖母が、
人生を諦めていたら、
私は、
この世に生まれていませんでした。
命は、
当たり前じゃない。
たくさんの人の人生が繋がって、
今の私があります。
だから私は、
祖母が教えてくれた
「生かされた命」という言葉を、
この歌に残したいと思いました。
この曲は、
悲しい別れの歌ではありません。
命を繋いでくれた、
祖母への感謝の歌です。
どうか、
聴いてくださると嬉しいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。