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「ほどく糸」

MUSIC
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こんばんは。

今日は

「ほどく糸」という曲について、

お話ししたいと思います。

この曲は、

誰かに向けて書いた歌ではありません。

今までずっと、

自分を責め続けてきた

私自身へ向けて書いた歌です。

⸻

私は昔から、

あまり自分のことが好きでは

ありませんでした。

「あの時、違う選択をしていたら。」

「もっと勇気があったら。」

そんな”もしも”を何度も繰り返しては、

過去に心を置き去りにしてきました。

誰かと比べて落ち込んだり、

挑戦する前から諦めてしまったり。

前へ進みたい気持ちはあるのに、

怖くて一歩が踏み出せない。

そんな自分が嫌で、

また自分を責める。

その繰り返しでした。

⸻

でも、子どもが生まれてから、

少しずつ考え方が変わりました。

守りたい存在ができて、

初めて「少しでも強くなりたい」

と思いました。

それまで白黒だった景色に、

少しずつ色が

ついていくような感覚でした。

⸻

それでも、

過去は消えません。

今でも思い出します。

傷つけてしまった人。

それを

謝れなかった言葉。

戻れない時間。

胸が苦しくなることは、

今でもあります。

昔は、

そんな記憶なんて

忘れてしまいたいと思っていました。

でも最近は、

少しだけ違う考え方が

できるようになりました。

⸻

後悔するということは、

それだけ真剣に

生きてきた証なのかもしれない。

思い出して苦しくなるということは、

あの頃より少しだけ

成長できた証なのかもしれない。

そう思えるようになったんです。

⸻

もちろん、

過去は変えられません。

やり直せないこともあります。

でも、

その出来事を忘れずにいること。

同じ失敗を絶対に

繰り返さないように生きること。

それも、

一つの償いであり、

前へ進む力になるんじゃないかと

思っています。

⸻

この曲のタイトルは、

「ほどく糸」。

心の中には、

長い時間をかけて

絡まってしまった糸があります。

後悔。

劣等感。

自分を責める気持ち。

焦り。

悲しみ。

全部が絡まって、

動けなくなることがあります。

でも、

その糸は無理に切るものではなく、

少しずつほどいていけばいい。

急がなくてもいい。

そう思えるようになりました。

⸻

人生は、

思い通りにならないことの方が多いです。

頑張っても報われない日もあります。

それでも朝は来ます。

昨日より少しだけ、

誰かに優しくなれたなら。

昨日より少しだけ、

自分に優しくできたなら。

それだけで

十分なんじゃないかなと思います。

⸻

もし今、

過去に苦しんでいる方がいたら。

どうか、

自分を責め続けないでください。

その後悔は、

あなたが真剣に生きてきた証です。

焦らなくても大丈夫。

少しずつでいい。

自分の心の糸を、

一緒にほどいていけたらと思います。